出会い系をそれなりにやってきて、
「写真詐欺」や「業者」とも何度か遭遇した。
それでも、
たまにドンピシャでタイプの女の子が現れると、
理性なんて簡単に吹き飛ぶ。
──そう、ユリ（25）がまさにそれだった。
見た瞬間に
「この子しかいない」
って思った。
清楚系のルックスにほんのり色気。
やりとりのテンポも悪くなかったし、
会う前から期待はMAX。
…でも、実際に会ってみたら、
会話も気持ちも、
身体の相性すらも、
ことごとくズレていた。
正直、
「こんなに好みの顔なのに、なんでここまで空虚なんだ？」
って、
会う前のテンションの高さが信じられないくらい。
これは、
見た目だけに夢を見たボクの、
ちょっと苦い記憶の話──。
法律順守のサイトなので年齢確認は必須です。
楽しみも半減しちゃいます
プロフ写真で即決。好みドンピシャの美女ユリ（25）と出会った
出会い系を何年もやってると、
「写真詐欺」
にはかなり警戒するようになる。
でも今回の彼女──ユリ（25）は、違った。
プロフ写真からして、ボクのど真ん中。
色白で、少し儚げな表情。
清楚系の見た目なのに、
胸元の空いた服で
チラッと誘惑してくるそのバランス。
「こんな子、マジで実在するの？」
そんな半信半疑のまま、
メッセージを送った。
やりとりもテンポが良くて、
しかもユリのほうから
「会ってみたいかも」
と来たときには、
思わずガッツポーズした。
待ち合わせ当日。
現れたユリは、写真通り──
いや、写真以上だった。
ほんのり香水がかおって、
髪はサラサラ、
仕草は控えめで可愛い。
完全に、
ボクの好みドンピシャだった。
あれ…会話のテンポがまったく合わない
見た目に完全にやられて、
テンションが上がってたのは
ボクの方だけだったのかもしれない。
カフェに入って話し始めると、
違和感が出てきた。
話を振っても反応が薄い。
こっちの話には
「ふーん」
「そうなんだ」
の連発。
話題を変えても、
笑ってくれるわけでもないし、
質問もない。
……あれ？なんか、楽しくないかも？
ユリの顔を見るだけで
テンションは上がるけど、
正直、それだけ。
心のどこかで、
「いや、
でも見た目が最高なんだから、
身体の相性さえ良ければ…」
と期待していた。
ホテルで気づく、“相性の絶望的なズレ”
そのままの流れでホテルへ。
最初のキスは、悪くなかった。
でも、そのあとの展開は……
とにかく、噛み合わなかった。
ボクが触れると、
ユリは身をよじって避けるような動き。
それが
“恥ずかしがってる”
というより、
“冷めてる”
ように見えた。
前戯も、
どこまでしていいのか手探りで、
ユリからのリアクションはほぼゼロ。
挿入も、
なんというか…とにかく淡白。
喘ぎ声もなく、
目も合わない、
途中から
「早く終わらせてほしい」
という空気をビンビンに感じて、
さすがにボクの方が気持ちが切れてしまった。
見た目がタイプだったからこそ、
余計に虚しさが残った。
ルックスだけじゃ、満たされない
ユリは別れ際も素っ気なくて、
「ありがとう、じゃあまた」
で終了。
その後LINEも既読無視で、
自然消滅。
あんなに好みのルックスだったのに、
まったく満たされなかった。
会話も盛り上がらず、
体の相性も噛み合わない。
気持ちよくなるどころか、
終わったあとには虚しさだけが残っていた。
やっぱり大事なのは、
見た目だけじゃなく
“相性”
なんだって痛感させられた日だった。
逆に言えば、
ちゃんとやりとりを重ねて、
雰囲気やフィーリングが合う相手を選べれば、
最高の出会いも待っている。
見た目に惑わされず、
相性重視で選ぶのが
出会い系を楽しむコツかもしれない。
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